ガンプラ! あの熱きガンダムブーム。あの時代を生きた男子であれば、誰もが胸高鳴り、玩具屋や文房具屋を探し求め走ったガンプラを、メカ単位での紹介をする大好評連載。
とか言いながら、ガンプラ以外も紹介してきたのは、MiddleEdge時代から変わらず、最近では「もはや富野作品でも、アニメメカですらない」グッズまで紹介し始めた迷走コーナー!

前回は「『ガンプラり歩き旅』バイオマン編・2 バイオガール バイオパワーセット ピーボフィギュア」

今回は8回の連載で、東映戦隊シリーズ初期の名作『超電子バイオマン』(1984年)の、最新玩具や当時品玩具を紹介してまいります!
その中で、今回は既にスーパーミニプラSUPER SHODOシリーズも紹介しました『太陽戦隊サンバルカン』(1981年)のジャガーバルカンも改めて同時に紹介していきます。


本編ではありえなかった、『太陽戦隊サンバルカン』ジャガーバルカンと、『超電子バイオマン』バイオドラゴンのダブル出動!

『ガンプラり歩き旅』サンバルカン編・1 うなりつづけるバルカン砲 サンバルカンロボ!【前】

『ガンプラり歩き旅』サンバルカン編・2 悪を切り裂く太陽剣! サンバルカンロボ!【後】

ガンプラり歩き旅』サンバルカン編・3 SHODO SUPER 太陽戦隊サンバルカン

『ガンプラり歩き旅』サンバルカン編・4 ガールズインユニフォーム 太陽戦隊サンバルカン

コスモフリートコレクション-EX スーパー戦隊 レンジャーメカニクス メタリックVer. 2013年3月 1650円

シリーズ共通のパッケージ

コスモフリートコレクションは、バンダイの系列企業メガハウスが展開していた、『機動戦士ガンダム』シリーズなどのアニメの戦艦を塗装済み立体フィギュアに商品化するシリーズであり、シリーズ後半では、スーパーロボットアニメの戦艦や、80年代リアルアニメの支援メカなども商品化する「主役フィギュアの脇に並べて映えるアイテム」の開発と販売に積極的であった。

その、コスモフリートコレクションシリーズが、「戦隊シリーズの母艦の商品化」に手を付け始めたのは2010年代。
この頃は、まだスーパーミニプラで戦隊ロボと連動性のある母艦玩具という発想が、物理的にも価格帯的にも無理だったため、ロボを伴わない『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)のバリブルーンやバリドリーンを含め、主に昭和の戦隊の母艦はこのシリーズで、手のひらサイズで集めることが定番化するようになった。

なぜ今回筆者が、ジャガーバルカンとバイオドラゴンを、スーパーミニプラシリーズで揃えずにこちらで揃えたのかといえば、主な理由が三つある。一つはまず「コスモフリートコレクション版を既に買ってあったので」があり、後二つが「スーパーミニプラ版は、あまりにも巨大すぎて置き場所がワンルームの部屋内にもうない」「スーパーミニプラ版は高額過ぎて、何かトラブルがあった時の対応も期待できず、リスクが高すぎる」がその大きな理由。
もちろん、商品単体としての出来やギミック、仕様などはコスモフリートコレクション版よりもスーパーミニプラ版の方が全てにおいて勝るのであるが、そもそも戦隊シリーズの母艦は、シリーズ最初と最後の出番ぐらいしか変化はなく、後は毎週の出動バンクで完結してしまうというのもあるので、今回はこちらでいいかと思ってしまったのも本音。

以下、バンダイ公式よりの商品説明

製品仕様

【1BOX 】 4個入り
【サイズ】 約80-95mm

解説

全4種類よりメーカー規定比率に従い封入

コスモフリートコレクションシリーズにいよいよ特撮作品が登場です。その記念すべき第1弾は栄光の『スーパー戦隊シリーズ』に決定。
各作品に登場する「母艦」と「巨大ロボ」をセットにした豪華仕様。そのうえ、母艦には今回シリーズ初となる開閉ギミックを搭載し、飾るだけではなく映像作品中のシーンを再現して遊ぶこともできます。
当時テレビの前で憧れていたあのメカが今、手にできる喜びをぜひ味わっていただきたいと思います。

【ラインナップ】
●サンバルカン:ジャガーバルカン
 ・サンバルカンロボ
 ・コズモバルカン
 ・ブルバルカン
●バトルフィーバーJ:バトルシャーク
 ・バトルフィーバーロボ(電光剣、バトルシールド差し替えパーツあり)
●デンジマン:デンジタイガー
 ・ダイデンジン
 ・デンジファイター
●バイオマン:バイオドラゴン
 ・バイオロボ
 ・バイオジェット1号
 ・バイオジェット2号

「CFC-EXスーパー戦隊レンジャーメカニクス」がメタリックバージョンとして再登場です。全長約95mmの各種母艦には劇中さながらのギミック/オプションパーツが満載。さらに、細かい造形に豊富な彩色が施された戦隊ロボとミニメカが付属し、スーパー戦隊シリーズファンなら見逃せない逸品です。母艦の塗装は汚し塗装から鮮やかなメタリック塗装に変更。前作とまた一味違った存在感を放つ商品となっています。

この商品の公表を受ける形でメガハウスは2013年の6月には「コスモフリートスペシャル スーパー戦隊 レンジャーメカニクス2 限定BOX」が発売。『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)からバリブルーンとバリドリーン、『大戦隊ゴーグルV』(1982年)からはゴーグルシーザー、『科学戦隊ダイナマン』(1983年)からはダイジュピター。『超獣戦隊ライブマン』(1988年)からマシンバッファローがラインナップされた。


揃い踏みした、サンバルカンのジャガーバルカンと、バイオマンのバイオドラゴン。

それでは、それぞれ明暗を分けた(後述)商品を個別に見ていこう。

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