なぜ、突然に『サイボーグ009』なのか?
いや、そこは特に大きな問題ではない(そうなのか?)
ちょっと大賀さんが、仕事でコラムを書くことになって、日本漫画界とアニメ界が誇る永遠の金字塔作品、石森章太郎原作『サイボーグ009』を、観返す機会があったのだ。
そこでテンションが高まって(笑)20年前に購入していて(その後引っ越しがあって強制断捨離で廃棄)、当時究極にしてハイエンドだった009フィギュアをネットで探してみたら、意外と相場が安く、手に入れてみたはいいものの、また「悪い癖」が出て(笑)、手を加え始めてしまったので、急遽連載枠を作ろうと思った次第。

まず、今回はその商品の素の状態をレビューして紹介すると共に、このフィギュアが如何にして、原作漫画版と、2001年のアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』での00ナンバーサイボーグを、完璧に再現しているかを検証してみたい。

そう、時は2002年(商品発売)。
今から20年前の商品なのだが、当サイトの『光の国から愛をこめて』などでも紹介してきたように、日本のフィギュアビジネスの、コスパとクオリティの究極は、この時期の、海洋堂フルタ製菓チョコエッグでブレイクスルーして、ピークに上り詰めていた時代。
前述したアニメ『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』が「50年のTVアニメの歴史の中で、最も石森章太郎の絵柄を原画で描けるオンリーワン」の存在、紺野直幸氏によるキャラクターデザインで金字塔を打ち立てた。シリーズ後半は作画崩壊などもあったが、そうしたアレコレはいずれTigersReviewの方でじっくり語りたいと思いつつ、今回はその枝葉である関連商品のフィギュアを紹介する。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事