――ということは、じゃあお姉さんの年齢を考えると、それらに触れたのは全部、吹き替え版ですか?

山城 そうですね。でも、最初、お姉ちゃんが吹き替えだけじゃなくて、字幕が大好きなので、字幕で最初に見て、わからなかったところを観返すために吹き替えで見るっていうのを、自分でやっていたので、どちらも触れている感じです。

――ずっと配信の時から気付いていたんですけど、山城さんの英語の発音がとてもネイティブに聞こえるんですけれど。それは映画や沖縄という環境の影響ですか? それとも学校で英語をがんばって勉強したとか?

山城 ネイティブでちゃんとできてるか、自信はないんですけども、ネタのように使っているところもあるので……(笑) 小さなときから英語に慣れ親しめた理由としては、私の通っていた幼稚園っていうところが、いわゆるインターナショナルスクールのようなところだったんです。英語で授業を受けて、まぁ英語はそんなにできなくても、軽い簡単な英語で、先生とか友達とも話せていました。それこそ沖縄は基地があるので、アメリカの方とかが入っていて、もうその時から英語は耳慣れしていましたね。お母さんが、そもそも私の小さい時、5歳か4歳までに、なんかその英語の耳は、もう鍛えられてしまうとか固まってしまっていうのをどこかで聞いたらしくて、私とお姉ちゃんどちらも、お母さんに鍛えられて、その先で、将来そういう外交官とか翻訳家になることはなかったとしても、(英語を)聞けて損はないし、聞くことによってやっぱり日本式英語と本場の英語って、イントネーションがやっぱり違う訳じゃないですか。そういうところも、将来を考えてくれて、お母さんがお姉ちゃんと私両方、そういう学校に通わさせてもらってたので、なんかそういうところで、ちょっと英語は苦手だけど、聞くことはできるし、ちょっとしたもの、聞いたものを音声にするだけなので、一応本場の英語聞いていただけはあったのかなとは思いました。

――話を戻すと、じゃあ『ローマの休日』って、結構何回も見てるんですか?

山城 結構見てます。

――『タイタニック』も含めてなんですが山城さんは「次々に新作を観ていくタイプ」ですか? それとも「好きになった作品を、何度も観直していくタイプ」ですか?

山城 えーっと、そうですねぇ、結構両方ですかねぇ。どっちも見たいってのがあるので、忘れた頃に見たくなるとか、本当に衝動的に映画を見るので、「今突然あれ見たい」って思ったら、もう何回見てる作品でもすぐ見ます。

――確かに、「クリスマスは『シザーハンズ』(1990年)見て号泣しとこうか」みたいなことって、映画好きにはありますよね(笑)

次回「山城リアンインタビュー目指せテッペン第4回『ゼンデイヤ』と『ラブライブ!』と」

取材協力 (株)ガジェットリンク

声優 山城リアン

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